芦田愛菜
2004年生まれ、兵庫県出身。2010年「Mother」(NTV)で脚光を浴びる。以後、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(NHK)の出演を皮切りに、翌20011年の「さよならぼくたちのようちえん」(NTV)では日本のドラマ史上最年少主演を果たし、続く「マルモのおきて」(11/CX)に主演、主題歌の「マル・マル・モリ・モリ!」で第62回NHK紅白歌合戦に史上最年少で出演する。『ゴースト もういちど抱きしめたい』(10)で第34回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞し、『うさぎドロップ』(11)と『阪急電車 片道15分の奇跡』(11)で第54回ブルーリボン賞新人賞を史上最年少で受賞。2013年には映画『パシフィック・リム』でハリウッドデビュー。2018年の連続ドラマ小説「まんぷく」(NHK)では史上最年少の“語り”を担当。近年の主な出演作に『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』(14)、『怪盗グルー』シリーズ(吹/10・13・17)、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(吹/18)、『海獣の子供』(吹/19)、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(吹/19)他ドラマやCMなどに多数出演。
永瀬正敏
1966年生まれ、宮崎県出身。1983年、映画『ションベン・ライダー』でデビュー。ジム・ジャームッシュ監督『ミステリー・トレイン』(89)、山田洋次監督『息子』(91/日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞他)など国内外の100本以上の作品に出演し、数々の賞を受賞。台湾映『KANO~1931海の向こうの甲子園~』では、金馬映画祭で中華圏以外の俳優で主演男優賞に初めてノミネートされ、『あん』(15)、『パターソン』(16)、『光』(17)ではカンヌ国際映画祭に3年連続で公式選出された初の日本人俳優となる。近年の主な出演作に、映画『64-ロクヨン-前編/後編』(16)、『Vision』(18)、『パンク侍、斬られて候』(18)、『赤い雪 Red Snow』(19)、『ある船頭の話』(19)、『カツベン!』(19)、『最初の晩餐』(19)、『ファンシー』(20)などがある。また、写真家としても多数の個展を開き、20年以上のキャリアがある。2018年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。大森立嗣監督とは『まほろ駅前狂騒曲』(14)以来の映画出演となる。
原田知世
1967年生まれ、長崎県出身。大林宣彦監督『時をかける少女』(83)で映画初主演し、第7 回日本アカデミー賞ほか各映画賞の新人賞を受賞。主な出演作に、映画『落下する夕方』(98)、『サヨナラCOLOR』(05)、『紙屋悦⼦の⻘春』(06)、『しあわせのパン』(12)、『あいあい傘』(18)、連続テレビ小説「おひさま」(11/NHK)、「紙の月」(14/NHK)、「三つの月」(15/CBC)、「運命に、似た恋」(16/NHK)、連続テレビ小説「半分、⻘い。」(18/NHK)、「あなたの番です」(19/NTV)など話題作品に多数出演。また、歌手としてもデビュー当時からコンスタントにオリジナルやカヴァーアルバムを発表。鈴木慶一、 トーレ・ヨハンソン、伊藤ゴローなどさまざまなアーティストとのコラボレーションが話題に。そのほか、ドキュメンタリー番組等のナレーションを担当するなど幅広く活動中。
大友康平
1956年生まれ、宮城県出身。1976年、大学在学中に学校の仲間とHOUND DOGを結成し、1980年にメジャー・デビュー。軽快なロックンロールと重厚なバラードを武器にライブでは絶大な評価を得る。85年シングル『ff(フォルテシモ)』が大ヒット。その後『Only Love』『BRIDGE』など数多くのヒットを生み出し、アルバム『GOLD』『BRIDGE』はオリコン1位を獲得。ライブでも武道館15日連続公演といった記録だけでなく、HIROSHIMAピース・コンサート(チャリティ)を10年間行い続け、被災者施設を建設するなど、日本のロック文化を常に担い続ける。また、数多くのバラエティドラマや映画にも出演し、役者としての評価も高い。主な出演作に、映画『のど自慢』(99)、『パッチギ!』(05)、『次郎長三国志』(08)、『笑う警官』(09)、『アサシン』(11)、『一度死んでみた』(20)、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(19/NTV)などがある。
蒔田彩珠
2002年生まれ、神奈川県出身。2010年、是枝裕和監督が手掛けたドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(12)に出演、その実力が評価され注目を集める。2018年、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で映画初主演し、第43回報知映画賞新人賞および第33回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。そのほか近作に、映画『友罪』『猫は抱くもの』(18)、『いちごの唄』(19)、『#ハンド全力』(20)、ドラマ「みつくし料理帖」(17/NHK)、「anone」(18/NTV)、「透明なゆりかご」(18/NHK)、「潤一」(19/KTV)など。公開待機作に映画『朝が来る』(2020年公開予定)が控え、アニメ映画「神在月のこども」(21年公開予定)では主人公の声を務める。
岡田将生
1989年生まれ、東京都出身。2006年デビュー。2009年公開の映画『ホノカアボーイ』『僕の初恋をキミに捧ぐ』『ハルフウェイ』『重力ピエロ』で第34回報知映画賞ほか各映画賞の新人賞を受賞。2010年には映画『悪人』『告白』で第34回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞する。そのほか主な出演作に、映画『天然コケッコー』(07)、『雷桜』(10)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)、『銀魂』シリーズ(17・18)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』(17)、『伊藤くん A to E』(18)、『家族のはなし』(18)、ドラマ「ゆとりですがなにか」(16/NTV)、日曜劇場「小さな巨人」(17/TBS)、「昭和元禄落語心中」(18/NHK)、連続テレビ小説「なつぞら」(19/NHK)など。2020年には『さんかく窓の外側は夜』の公開が控えている。
新音
2004年生まれ、東京都出身。女優業のほか、モデルとしてファッション誌などで活躍中。第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門・正式招待作品として選出された『Blue Wind Blows』(18)に出演。2019年公開の映画『まく子』でヒロインに抜擢された。
田村飛呂人
2005年生まれ、愛知県出身。2018年第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを受賞。本作ではオーディションによって選ばれ、映画初出演となる。
赤澤巴菜乃
2003年生まれ、東京都出身。2018年、第43回ホリプロタレントスカウトキャラバンのファイナリストに選出。その後、「ワイドナショー」(CX)など幅広く出演。本作ではオーディションによって選ばれ、映画初出演となる。
高良健吾
1987年生まれ、熊本県出身。2006年『ハリヨの夏』にて映画デビュー。映画『軽蔑』(12)で日本アカデミー賞新人俳優賞、高崎映画祭主演男優賞を受賞。『苦役列車』(13)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞、『横道世之介』(14)でブルーリボン賞主演男優賞を受賞する。そのほか主な出演作に、映画『蛇にピアス』(08)、『ソラニン』(10)『百夜行』(11)、『悼む人』『きみはいい子』(15)、『シン・ゴジラ』『月と雷』(17) 、『万引き家族』『止められるか俺たちを』(18)、『多十郎殉愛記』『葬式の名人』『カツベン!』(19)などがある。2020年には『夏、至るklk,ころ』の公開が控えている。大森立嗣監督とは映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(10)、『まほろ駅前多田便利軒』(11)、『まほろ駅前狂騒曲』(14)に続いての出演となる。
黒木華
1990年生まれ、大阪府出身。2010年、NODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」のヒロインオーディションに合格し本格的にデビュー。2011年に『東京オアシス』で映画デビュー。『シャニダールの花』(13)で初主演を務める。山田洋次監督作『小さいおうち』(14)では、第64回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)、『日日是好日』(18)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。そのほか主な出演作に、映画『母と暮せば』(15)、『永い言い訳』(16)、『未来のミライ』『散り椿』『億男』『ビブリア古書堂の事件手帖』(18)、『来る』(19)、ドラマ「リーガルハイ」(13/CX)、連続テレビ小説「花子とアン」(14/NHK)、「天皇の料理番」(15/TBS)、「重版出来!」(16/TBS)、「みをつくし料理帖」(17/NHK)、「西郷どん」(18/NHK)、「獣になれない私たち」(18/NTV)、「凪のお暇」(19/TBS)など。2020年には映画『甘いお酒でうがい』の公開が控えている。大森立嗣監督とは主演作『日日是好日』に続いての出演となる。
池内万作
1972年生まれ、東京都出身。1995年、渡邊孝好監督『君を忘れない』で映画デビュー。以後、「こちら本池上署」(02-05/TBS)、「龍馬伝」(10/NHK)、「チームバチスタシリーズ・螺鈿迷宮」(14/CX)、「デザイナーベイビー」(15/NHK)、『寄生獣』(14)など、映画、テレビに多数出演。大森立嗣監督とは映画『さよなら渓谷』(13)、『タロウのバカ』(19)に続いての出演となる。